なぜ「週末野菜づくり」じゃなくて「週末米づくり」なの?

「大人の週末米づくり体験プログラム」は、なぜ「週末野菜づくり」じゃなくて「週末米づくり」なのか?

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 “米“週末作業に適した作物です

皆さんは“兼業農家”という言葉を聞かれたことがあると思います。農業以外の仕事か
ら収入を得ている農家の事で、私の家も父の代から兼業農家です。
私の家の場合、平日は会社勤めをして土日に米づくりをしていました。

田植えが終われば稲刈りまで仕事量は減ります。

永年の週末の作業だけで米づくりをしてきた実績から”米づくり”は週末農業に適した作物だと確信があります。

 

米は太陽のエネルギーを体に届けるカプセルです

 イネが成長する為のエネルギーと、モミに蓄積されたデンプンは元をたどれば太陽のエネルギー!
 イネは太陽エネルギーをその体の中で化学エネルギー変化させてモミに蓄えます。
 
 人には太陽エネルギーが必要だと言いますが、どうやってそれを体に取り込んでいるかと言えば食物を摂るという形で取り込んでいます

 では、野菜だって基本は同じじゃないかと言えば同じなのですが、私たち日本人が毎日主食として食べている米の果たす役割は大きいと、米農家の私としては思うのです。

自分が食べる米を自分で作る!家族の主食は自分が作り出せる!それって価値あることだと思うのです

このタイトルは少々精神論的だと思われるかもしれませんが、近年のウクライナやロシア、パンデミックに直面して思うこと、それは自分と家族の主食を自分の手で作り出せることの価値を見直すべきだということです。

日本の食糧自給率の問題は、国のその立場の方が考えられる事だと思いますが、そんな大きなことではなく、自分と家族の自給率という発想があっても良いのでは?と、こんな今だからこそ思ったりしています。

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