自分で米づくりをやってみたいと思った時のハードル
実家が農家ではなく、全く未経験な人が米づくりを始めてみたいと思った時、問題になるのは主に次の点です。
目次
1.どうすれば田んぼを借りられる?
個人が農地を借りる場合、設備や機材を持っているか?必要な農作業に常に従事できるか?一定の面積を経営できるか?等が問われ、現実的にはかなり高いハードルになっています。
2.米づくりの知識が無い
米づくりの知識もある程度必要です。この“ある程度”があいまいで分かりずらい・・ 全く知識がないと米づくりはできません。かといって、詳しく知っていないと作れないものでもありません。
3.トラクターやコンバイン等の機械ってどれくらいするの?
今の米づくりに必要な農業機械は 〈無いと困る機械〉 ・トラクター・・田んぼを耕したり土をこなしたり、耕地を平らにする ・田植え機・・田植えをする機械 ・コンバイン・・稲刈りと脱穀をする機械 ・乾燥機・・刈り取った籾を乾燥させる機械 ・籾摺り機・・籾からもみ殻を取って玄米にする機械 ・草刈り機・・畔の草刈りをする機械 〈あれば助かる機械〉 ・運搬機 ・散布機 これらを一通り買い揃えると、最低800万くらいかかります。 耕作する面積によって適切な機械があるので、大きくなる程高価になります。さらに近年、価格が著しい上昇傾向にあります。
4.肥料や資材等必要なものはどうやって揃えるの?
苗箱や肥料・薬品・軽油やガソリン・灯油等の燃料も、近年ホームセンター等で入手しやすくなっていますが、それぞれに揃えるのは面倒です。